ブランディングの常識が変わる!
マーケティング好きの間で“伝説の一冊”と呼ばれてきた 『How Brands Grow』 の日本語版が、ついに発売されました。
P&Gなど世界的企業のブランディングにも影響を与えたこの本は、「マーケティングの教科書」と言われるコトラー理論とは真逆の視点を提示することで知られています。
つまり、「これまで常識だと思っていたマーケティングの法則、じつは違うかも?」と突きつけてくる一冊なんです。
本書が示す「マーケティングの法則」は全部で11
本書では、従来のセオリーを検証し直し、データに基づいて導き出された 11のマーケティング法則 を紹介しています。
- ダブルジョパディの法
- リテンションダブルジョパディの法則
- パレートの法則(60/20)
- 購買行動適正化の法則
- 自然独占の法則
- 顧客基盤が類似する
- 態度と思いがロイヤルティに反映される
- 使用体験が態度に影響を与える
- プロトタイプの法則
- 購買重複の法則
- NBDディリクレ
聞き慣れない言葉も多いですが、どれも「感覚」ではなく エビデンス(科学的根拠) に基づいて導かれたもの。
これが本書が“マーケター必読書”と呼ばれる理由です。
エビデンスから読み解く、新しいマーケティングの世界
著者のバイロン・シャープ氏が所属する アレンバーグ・バス研究所 は、世界中のマーケターが注目する研究機関。
彼らの理論は「マーケティングはアートとサイエンスのバランスが大事」という従来の考え方から一歩進み、
「まず科学(エビデンス)から考えよう」
というスタンスを貫いています。
そのためこの本は、感覚的なマーケティングから一歩抜け出して、
“再現性のあるマーケティング” を目指したい人にぴったり。
マーケター、ブランド担当者、経営者はもちろん、
「マーケティングを本気で学びたい」という方にも強くおすすめできる内容です。
