「最近の若者は何を考えているのかわからない…」
職場や家庭で、そんなふうに感じたことはありませんか?
仕事への熱意が薄いように見えたり、出世に興味がなかったり、権利意識が強かったり…。
一方で、本人たちは意外と満たされていて、今の環境に大きな不満を抱えていないケースも少なくありません。
本書『無敵化する若者たち』は、そんな現代の若者たちの価値観や心理を、最新のデータや事例をもとにわかりやすく分析した一冊です。
前作で「いい子症候群」というテーマを取り上げ話題となった著者が、さらに深く“今どきの若者像”に迫っています。
こんな若者、あなたの周りにもいませんか?
仕事よりも「自分の時間」を優先
以前のように「仕事第一」という価値観を持つ若者は減少傾向。
締切があっても無理な残業はせず、プライベートを大切にする人が増えています。
出世欲があまりない
管理職になりたくない、責任を増やしたくないという声も増えています。
高いポジションよりも、安定した働き方を求める傾向が強いのが特徴です。
自己評価は高め?
自信があるように見える一方で、繊細な一面も。
SNSの影響もあり、自己肯定感の持ち方が以前とは変化しているようです。
親との距離が近い
困った時は親が助けてくれる環境が整っているため、精神的にも経済的にも親との結びつきが強いケースも増えています。
なぜ若者は“無敵化”しているのか?
守られる環境が増えた
ハラスメント対策や労働環境の改善などにより、昔よりも働きやすい環境が整っています。
もちろん良い変化ですが、その一方で厳しい経験をする機会が減ったとも言われています。
将来への期待が薄い
「頑張れば豊かになれる」という成功モデルが見えにくくなった現代。
将来への大きな期待がないからこそ、“今の幸せ”を重視する若者が増えているのかもしれません。
日本社会への諦めも影響?
経済成長への期待が薄い中で、「無理に社会を変えよう」と考えるよりも、自分の生活を守ることを優先する傾向も見られます。
若者を理解するヒントが詰まった一冊
この本は、単純に「最近の若者はダメだ」と批判する内容ではありません。
なぜ今の若者がこうした価値観を持つようになったのか、
その背景にある社会構造や時代の変化を丁寧に解説しています。
部下との接し方に悩む管理職の方、
子どもの考えが理解できない親世代の方にも、気づきが多い内容です。
時代の変化を知ることが、理解への第一歩
世代が違えば、価値観が違うのは当然のこと。
「最近の若者は…」と決めつけるのではなく、
なぜそう考えるのかを知ることで、コミュニケーションはぐっとスムーズになります。
若者理解を深めたい方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
