「できれば認知症にはなりたくない」
そう思うのは、きっと誰もが同じですよね。
実は、認知症は特別な人だけの病気ではありません。年齢を重ねれば、誰にでも起こりうるものです。しかし、あきらめる必要はありません。
最新の研究からわかってきたのは、「毎日の食事」が未来の脳を守るカギになるということ。
本記事では、80歳からでも始められる“認知症を遠ざける食べ方”をご紹介します。
認知症は誰にでも起こりうる時代
内閣府の発表(平成29年)によると、2025年には65歳以上の認知症患者数が約730万人に達すると予測されています。
これは、5.4人に1人という計算になります。
認知症は一度発症すると、現時点では完治が難しい病気です。
だからこそ大切なのは、「発症する前の予防」。
その中でも、今すぐ始められるのが・・・食事の見直しなのです。
食事が未来の脳をつくる理由
世界各国で行われている疫学研究により、認知症のリスク因子が少しずつ明らかになってきました。
その中でも注目されているのが、
日常生活で改善できる「食習慣」です。
今日の食事が、10年後の脳をつくる。
そう考えると、毎日の一口がとても大切に感じませんか?
最新医学エビデンスが示す「脳を守る食習慣」4選
① 魚中心の和食はやっぱり強い
認知症予防の“最強食材”ともいわれるのが魚。
青魚に多く含まれるDHAやEPAは、脳の健康維持に役立つことが知られています。
ごはん、味噌汁、焼き魚。
実は、日本の伝統的な和食は理にかなった“脳にやさしい食事”なのです。
② アルツハイマー型のリスクを下げる「マインド食」
「マインド食(MIND食)」は、地中海食とDASH食のよいところを組み合わせた食事法。
研究では、アルツハイマー型認知症のリスクを約半分に抑えたという報告もあります。
ポイントは、
- 緑黄色野菜
- ベリー類
- ナッツ
- オリーブオイル
などを積極的に取り入れることです。
③ WHOも推奨する地中海食
世界保健機関(WHO)も注目しているのが「地中海食」。
- オリーブオイル
- 魚
- 野菜
- 豆類
- 全粒穀物
を中心とした食事スタイルです。
心臓や血管の健康だけでなく、脳の老化予防にも良いとされています。
④ 脳の血管を守るDASH食
DASH食は、高血圧予防のために考案された食事法。
塩分を控え、野菜や果物、低脂肪乳製品を取り入れることで、血管の健康を守ります。
脳は血管の塊ともいえる臓器。
つまり、血管を守る=脳を守ることにつながるのです。
何歳からでも遅くない
「もう60代だから…」
「70代だし、今さら…」
そう思う必要はありません。
研究では、80歳からでも食習慣の改善は意味があるとされています。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、“できることから少しずつ”始めること。
今日の一口が、未来を変える
認知症は誰にでも起こりうる時代。
でも、毎日の食事でリスクを遠ざけることはできます。
- 魚を増やす
- 野菜を意識する
- 塩分を控える
ほんの小さな積み重ねが、10年後の自分を守ります。
未来の自分のために、今日の食卓から、少しだけ変えてみませんか?
