カウンセリングの現場では、相談者が抱える「不快な感情」とどう向き合うかが、とても大切なテーマになります。
怒りや不安、悲しみなどが心の中にたまったままだと、本来感じるはずの自然な感情まで見えにくくなってしまうことも。
本書『カウンセリングに活かす「感情処理法」』は、そんな“心のつかえ”をやさしくほどいていくための考え方と実践方法を、現場目線でわかりやすくまとめた一冊です。
感情処理法とは何か?
心に残った「不快な感情」を整理する技法
感情処理法の目的は、心の中で処理しきれずに残っている不快な感情を減らし、気持ちをスッキリさせること。
そして、その状況に本当にふさわしい「自然な感情」を体験できるようになることを目指します。
無理に感情を抑え込むのではなく、丁寧に扱い、整理していくのが特徴です。
他の心理療法と組み合わせて効果アップ
さまざまなアプローチと相性がいい
感情処理法は、交流分析や認知行動療法など、既存の心理療法と併用できるのも大きな魅力です。
他の技法を補完する形で使うことで、カウンセリング全体の効果をより高めることができます。
そのため、実際の臨床現場でも幅広く取り入れられています。
幅広い現場で活用されている理由
司法・医療・福祉の分野でも注目
この技法は、カウンセリングルームだけでなく、司法・医療・福祉といったさまざまな現場でも活用されています。
研修やプログラムとして導入されることも多く、実践的で再現性の高い手法として評価されています。
事例が豊富で、すぐに実践しやすい一冊
理論と実践をバランスよく学べる
本書では、感情処理法の理論だけでなく、実際の事例を交えながら具体的な進め方が解説されています。
「理論はわかったけれど、現場でどう使えばいいかわからない」という悩みにも応えてくれる構成です。
こんな人におすすめ
- カウンセラー・心理職として支援の幅を広げたい方
- 対人援助職として感情への理解を深めたい方
- クライエントの不快な感情への対応に悩んでいる方
感情を整理し、自然な気持ちを取り戻すためのヒントが詰まった、対人援助に関わる方にぜひ手に取ってほしい一冊です。
