子育てに「これが正解！」という答えはありません。
完璧な親なんて、どこにもいないですよね。
でも実は、親が何気なく口にしている“いつもの一言”が、知らないうちに子どもを追い込んでしまっていることがあるのをご存じでしょうか。
たとえば、
「あなたらしいのが一番だよ」
「頑張ればできるよ」
一見、優しくて前向きな言葉に聞こえますよね。
ところがこれらの言葉が、子どもにとってはプレッシャーや自己否定の原因になってしまうこともあるのです。
本書『親に知っておいてほしかった「悪魔の口ぐせ」』では、そんな“悪気のない親の言葉”が、なぜ子どもの心を縛ってしまうのかを、丁寧にひも解いていきます。
著者は、情報番組「ノンストップ！」のサミットコーナーにも出演した、コミュニケーションのプロ・馬場先生。
番組内で「親の悪魔の口ぐせ」として本書が紹介され、大きな反響を呼びました。
親の無意識な言動や、ほんの一言で、子どもの可能性は簡単に狭まってしまう。
だからこそ「親」という役割は、怖くて、そしてとても難しいものです。
本書では、
- 自分にとってつらかった親の口ぐせ
- なぜそれが「悪魔の言葉」になってしまったのか
- 親はどう言い換えればよかったのか
といった点を、具体例を交えながら解説しています。
「ちゃんと愛情を持って接しているつもりなのに、うまくいかない」
「子どものために言っている言葉が、本当に正しいのか不安」
そんなふうに感じたことがある親御さんにこそ、手に取ってほしい一冊です。
子どもの可能性を奪わないために、今日から“口ぐせ”を見直してみませんか？
