
「脱毛って大人がするものでしょ?」そんな時代はもう昔の話。
いま、10代の脱毛がものすごい勢いで増えているんです!
実際、ある美容クリニックでは、2014年にはわずか64人だった10代の脱毛患者が、2024年には1万664人に。なんと10年間で166倍にまで増えたんだとか!
脱毛は「身だしなみ」のひとつに
最近では、脱毛はオシャレというよりも清潔感や身だしなみの一部としてとらえられるようになってきました。
特に中高生の間では、体育やプールの授業などで肌を見せる機会も多く、
「体毛が恥ずかしい」
「周りと比べて濃い気がする」
と気にする子が多いようです。
SNSやアイドルの影響も大きい!
10代が脱毛に関心を持つようになった背景には、やっぱりSNSの影響が。
キラキラとした肌のアイドルやインフルエンサーを見て、
「自分もああなりたい!」
「毛がないのが“普通”なのかも…?」
と感じることも。
今の10代は情報のシャワーの中で生きていて、見た目への意識がとても高くなっています。
実際、小学生から脱毛している子も
「小学5年の時に脱毛した」
「小3からやってるけど、全然痛くなかった」
なんて声もあるように、脱毛の低年齢化も進行中。
一部のクリニックでは、受け入れ年齢を15歳から8歳に引き下げたところもあるほどです。
医師「基本的に安全。ただしタイミングは大事」
専門医によると、子どもの脱毛は基本的に安全とのこと。
ただし、毛が成長途中である子どもは、一度脱毛してもまた生えてくることがあり、タイミング次第では何度も施術が必要になる場合も。
おすすめのスタート時期は、
- 女子なら15歳くらい
- 男子なら16歳くらい
ただし、本人が強く悩んでいる場合は、10歳くらいからでも施術は可能とされています。
親子でしっかり話し合おう
10代の脱毛が増えているとはいえ、肌への負担やコストなど、気になる点もありますよね。
「本当に必要なの?」
「タイミングは適切?」
そうした部分は、親子でしっかり話し合いながら決めることが大切です。
脱毛=自己肯定感アップのきっかけに?
脱毛はただの美容ではなく、「自分に自信を持つ」ための選択でもあります。
コンプレックスを手放して、自分らしくいられるきっかけになるなら、それはとてもポジティブなこと。
「脱毛は10代の常識」という時代、すでに始まっているのかもしれません。