「ぜんそく」って、アレルギー体質の人だけの病気だと思っていませんか? 実は、体質に関係なく誰でもかかる可能性があるんです。そして、一度かかると長いおつきあいになることも多い病気。でも、ちゃんと薬を使えば、日常生活にほとんど支障が出ないようにコントロールできるんですよ。
この本『「ぜんそく」のことがよくわかる本(健康ライブラリー イラスト版)』は、そんなぜんそくと上手につきあっていくための知識が、イラストたっぷりでとてもわかりやすく紹介されています。
特にポイントなのが、「正しく薬を使うこと」。発作がないとつい薬をやめてしまいがちですが、それが逆に症状を悪化させる原因になることも。本書では、薬の使い方から、症状の見極め方、治療方針の立て方まで、ぜんそくと向き合ううえで知っておきたいことがギュッとつまっています。
さらに、発作を防ぐための生活の工夫も紹介されているので、日常生活で気をつけるべきことも自然と身につけられます。ぜんそくを持つ本人はもちろん、ご家族やサポートする人にもぜひ読んでほしい一冊です。