病院で働いていると、毎日のように耳にする「咳」。
とてもよくある症状なのに、患者さんの生活の質(QOL)に大きく関わり、時には重大な病気のサインになっていることも。そんな“咳”について、あらゆる角度から深掘りしたのがこの一冊です。
「咳を診るとき、まず気をつけることって?」「診断のヒントになるツールは?」「それぞれの疾患にどう対応する?」「鎮咳薬、どう使い分ける?」などなど、日々の診療にすぐ役立つ実践的な情報がぎっしり。
さらに、著者が実際に出会った珍しいケースの紹介もあり、「こんなこともあるのか!」と、読むだけで視野が広がります。
臨床の現場で「咳」と向き合うすべての医療者に、おすすめの一冊です。