寒い季節、大みそかといえば「年越しそば」。冷たい空気の中で食べる温かいおそばやラーメンは、体も心もほっこりしますよね。ところで、熱々のそばやラーメンをすすると鼻水が出てきたことはありませんか？今回はその理由と対策について探ってみました。
鼻水の原因は体の防御反応
この現象の原因について、耳鼻咽喉科の医師によると、主に2つの理由が考えられるそうです。
- 防御反応
熱い空気が直接喉に届くと刺激になるため、鼻水を出して温度を調整しようとする体の仕組みです。これにより、喉への負担を減らす役割を果たしています。 - 寒暖差アレルギー
急な温度変化で自律神経が刺激され、鼻の粘膜の血管が広がることで鼻水が出る現象です。正式には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、アレルギーに似た症状が出るため、このように呼ばれることが多いのだとか。
鼻水を防ぐには？
では、どうすれば鼻水を防げるのでしょうか？医師によると、以下のような対策が考えられます。
- マスクを着用：鼻の中の温度変化を抑える効果が期待できます。
- 少し冷まして食べる：湯気による刺激を軽減できるかもしれません。
ただし、「熱々の食べ物はやっぱり熱いうちに食べたほうが美味しいですよね」と医師も語るように、対策と美味しさのバランスが悩ましいところです。
熱々の食べ物が恋しい季節、ぜひ鼻水対策も意識しながら、冬の味覚を楽しんでください！