本当に?マッチングアプリで夫婦になる時代
「20代の夫婦、どこで出会ったの?」と聞かれると、最近は意外にも「マッチングアプリ」という答えが増えているようです。ある調査によると、20代の夫婦が出会ったきっかけとして、マッチングアプリが24%を占め、「職場・取引先」と並んでトップに立ったそう。これ、本当なんです!
この調査は、服飾業界の団体が9月中旬に実施したもので、20歳以上の既婚男女1,000人が回答しました。調査自体は2007年から続いていますが、「マッチングアプリ」が選択肢に加わったのは今回が初めて。アプリを使った出会いが、いまや夫婦の出会いのスタンダードの一つになりつつあるんですね。
世代によって違う、出会いの形
20代の結果に驚いた方も多いかもしれませんが、全体で見ると「職場・取引先」が33%でトップ。「知人からの紹介」(27%)が続いています。アプリでの出会いは全体では9%にとどまるものの、20代では24%と高い割合を占め、若い世代での利用が顕著です。
年代別で見ると、30代では13%、40代では5%、50代は3%、60代以上では1%と、世代が上がるにつれてアプリ利用率は下がる傾向が。デジタルネイティブな若い世代が、気軽にアプリを使って恋愛をスタートさせているのがうかがえます。
夫婦の仲を保つコツって?
では、そんな出会いのきっかけが違う夫婦たちですが、仲良くする秘訣は共通しているのでしょうか? 調査によれば、夫婦仲について「円満」と答えた人が31%、「まあ円満」とした人が43%。つまり、4人に3人が良好な関係を築いているとのこと。
夫婦円満の秘訣として最も多かったのが「話をする・聞く」(74%)。次いで「一緒に食事をする」(50%)、「程よい距離感を保つ」(45%)がランクインしました。どんな出会い方をしていても、コミュニケーションがやっぱり大事なようです。
マッチングアプリは今や普通の出会い方
20代夫婦にとって、マッチングアプリは特別なものではなく、普通の出会い方の一つになりつつあります。デジタルが当たり前の時代、アプリが「現代版の紹介所」として機能しているともいえそうですね。
あなたの周りにも、マッチングアプリがきっかけで素敵なパートナーと出会った人がいるかもしれません。この話題、ちょっと夫婦や友達と話してみたら面白いかもしれませんよ!