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七五三撮影マナー、トラブル防止のために知っておきたいこと!

11月15日は、子どもの成長を祝う伝統行事「七五三」。神社やお寺でかわいい晴れ着姿を撮影しようと考えている方も多いでしょう。しかし最近、一部の神社では過剰な撮影演出や大規模な機材の持ち込みが問題となり、「撮影禁止」を掲げるケースが増えています。

例えば、「参道でカメラマンが寝転んで撮影し、他の参拝者の通行を妨げた」「シャボン玉の演出で衣服が汚れた」「撮影中に他の参拝者に移動を要求された」などのトラブルが発生しています。ある神社の宮司も、七五三シーズンになるとプロカメラマンの混雑や機材の放置が目立つと話します。

さらに、長時間トイレを使用しての衣装替えや落ち葉を集めて撒くといった迷惑行為も見受けられ、「記念撮影だからといって目をつぶれない」と言います。こうした状況を受けて、2年ほど前からプロの出張撮影には事前申請が必要な許可制を導入する神社も増加しました。

ただし、「親族による撮影」と偽り、無断で撮影する例もあり、「神社でうそをつくなんて」と嘆く声も。神社やお寺の対応は様々で、出張撮影を全面禁止している場所や、有料の許可制を導入しているところもあります。

多くの場所では家族のスナップ写真は許可されていますが、特定の神社では、社殿内での撮影や祈祷中の撮影を禁止しています。たとえば、東京都の明治神宮では商業目的やプロカメラマンの出張撮影、三脚使用を禁止しています。撮影を計画している方は、事前に訪問先のルールを確認しておくのが良いでしょう。

写真業界もこうした問題に対応。2023年10月、出張撮影サービスを運営する3社が「神社仏閣撮影ガイドライン」を策定しました。そこでは、撮影可否の確認や撮影範囲の把握、ストロボの使用可否、服装など、守るべきポイントが詳細にまとめられています。

「見栄えだけでなく、家族の楽しい思い出が詰まった一枚を大切にしたい」と語る親御さんもいます。撮影時のマナーを守って、素敵な七五三の思い出を残しましょう。

 




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