素数って聞いたことありますか?数学の授業で「1と自分自身以外で割り切れない2以上の整数」なんて習ったかもしれませんが、実は素数はとっても奥深いんです!古代から多くの人々を魅了し続け、今でもその不思議な魅力は変わりません。
例えば、2、3、5、7、11……と、素数は一見ランダムに現れるように見えますよね。でも、よくよく見ると規則性があったり、まだ解明されていないミステリーがたくさんあるんです。実際、素数を正確に表す数式はまだ見つかっていないんですよ!
そんな素数は、実は私たちの身近にも使われています。例えば、インターネットのパスワードを守ってくれるRSA暗号にも、素数が使われているんです。ちょっと驚きですよね?
この本では、素数の基本から奥深い魅力まで、全2部構成でわかりやすく解説しています。第1部では、素数の基礎知識や、なぜ数学者が素数に夢中になるのかを紹介。第2部では、さらに深い素数の世界に足を踏み入れ、理系の方はもちろん、文系の方にも「こんなに面白い世界があったのか!」と驚いてもらえるはずです。
素数の魅力に触れてみたい方、この本を手に取って、素数の世界を一緒に旅してみませんか?