子育てをしていると、つい口から出てしまう言葉ってありますよね。
「いい加減にして!」
「どうしてやらないの!」
「何度言ったらわかるの!」
「早くしなさい!」
本当は怒りたくないのに、気づけば声が大きくなってしまって、あとから自己嫌悪…そんな経験、きっと多くの方にあるはずです。
では、子どもがゲームばかりしていたり、宿題をやりたがらなかったり、片づけが苦手だったりするとき、どう声をかければいいのでしょう?
“正しい声かけ”って、実はかなり奥が深いんです。
子どもに響く言葉、実は逆効果な言葉もある!?
親としては「サポートしているつもり」で言ったひと言が、実は子どもの“自己肯定感”を下げてしまうケースもあるそうです。
たとえば
「やりたくないなら、やらなくていいよ」
「ちゃんと“おはようございます”って言いなさい!」
こんな言葉も、状況によっては子どもに響かず、むしろ逆効果になってしまうことも…。
「どう声をかければいいのかわからない!」
そんなモヤモヤを抱える親御さんは本当に多いんです。
カギは「子どもを認める」こと
この本『子どもを伸ばす言葉・実は否定している言葉』では、
元NHK「すくすく子育て」司会の天野氏が、
累計56,000人以上の親子と向き合ってきた経験から導き出した“声かけのメソッド”を紹介しています。
天野氏によると、
子どもの自己肯定感を伸ばすカギは「認める」こと。
「ほめる」とは少し違う、“ありのままの子どもを受け止める”声かけが大切なんだとか。
さらに本書では、親と子の視点の違いをマンガでわかりやすく解説!
文字が苦手な方でもスッと読み進められる内容になっています。
子育てに悩んだときに読みたい一冊
- ゲームをやめてほしいとき
- 宿題や練習をイヤがるとき
- 片づけが進まないとき
- 「他の子はできるのに…」と落ち込むとき
こんな“よくあるシーン”で、どんな言葉が子どもを伸ばすのか。
その“正解”が、この本にはたくさん詰まっています。
イライラやモヤモヤ、不安を抱えがちな子育ての日々。
そんな毎日に、ちょっとした気づきと前向きなヒントをくれる一冊です。