「血圧がちょっと高い=命の危機」「匂いがしない=コロナの後遺症」「花粉症の薬は早めに飲むのが正解」……。
こんな“医療常識”を耳にしたこと、ありませんか?
でも実は、それらの情報の中には医学的な根拠が薄かったり、誤解を招く表現が混ざっていることも少なくないんです。インターネットやSNSが当たり前になった今、医療に関する情報もあふれていますが、正しいものばかりではありません。
本書の著者は、都内で診療を続けてきた耳鼻咽喉科のお医者さん。患者さんと向き合う中で「本当にこれは正しいの?」と感じる“常識”に数多く出会ってきたそうです。そんな臨床経験をもとに、医療にまつわる30の「ウソ?ホント?」をわかりやすく解説してくれます。
読み進めるうちに、「知っているつもりだったこと」が意外とあいまいな情報だったと気づかされるはず。不安をあおるニュースやSNSの情報に振り回されず、冷静に判断できる力を養える一冊です。
「これって本当に正しいの?」と感じたら、ぜひチェックしてみてください。