甘じょっぱい味に潜むワナ?塩分をとりすぎないための工夫!

「甘じょっぱい味ってクセになるよね!」と思っている人は多いはず。実はその組み合わせ、塩分のとりすぎにつながるかもしれないという研究結果が発表されました。

人間の体は、薄い塩味は好みますが、濃すぎる塩味は自然と避けるようにできています。ところが、そこに「甘み」が加わると話が変わってくるのだとか。

実験では、ただの塩水と、そこに砂糖を混ぜた塩水を飲んでもらい、どれくらい「しょっぱすぎる」と感じるかを調べました。その結果、砂糖が入ると「塩分が濃すぎる」と感じにくくなり、より多くの塩分を口にしてしまう傾向が見られたのです。

特に腎臓に持病がある人ではこの傾向が顕著で、甘さがあることで塩分感覚がさらに鈍ってしまったのだそう。つまり、「甘じょっぱい味付け」はおいしい反面、気づかないうちに塩分過多になるリスクがあるということです。

研究チームは「甘みを少し控えることで、塩味を敏感に感じやすくなり、減塩にもつながる」と指摘しています。健康のためには、日常の味付けをちょっと見直すことが大切かもしれませんね。

 

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