私たち日本人の食生活は、じつは“塩漬け状態”だってご存じですか?
和食はもちろん、加工食品やお惣菜、さらには「無添加だから安心」と思っている食品にまで、意外なほどたっぷりの塩が使われています。
厚生労働省は2015年に、1日の塩分摂取量の目標を男性で「9g未満」から「8g未満」へと厳しくしました。でも、世界保健機関(WHO)が推奨する「5g未満」と比べると、まだまだ多め。
塩の摂りすぎは、高血圧や動脈硬化、糖尿病といった生活習慣病だけでなく、脳出血や心筋梗塞、さらにはがんにまで関わっていると言われています。つまり、命にかかわる病気の大きな原因になりかねないということ。
このまま知らずに食べ続けてしまえば、「突然死」や「寝たきり」「要介護」へとまっしぐら…なんてことも。
元気に年を重ねるためには、今こそ塩分との付き合い方を見直すことが大切です。
健康的な食生活の第一歩は、ちょっとした意識改革から。普段の食事を振り返ってみませんか?