「血圧がちょっと高い=命の危機」「匂いがしない=コロナ後遺症」「花粉症の薬は早め早めが鉄則」――こうした“医療常識”、つい真に受けていませんか?
ネットやSNSのおかげで、私たちは膨大な情報にいつでも触れられるようになりました。でも、その分「本当?」と疑いたくなる話が増えたのも事実。特に医療情報は命や健康に直結するだけに、誤った知識を信じ込むのは避けたいですよね。
本書の著者は、都内で耳鼻咽喉科を開業している“町のお医者さん”。毎日さまざまな患者さんと向き合う中で、世間で当たり前とされている医療情報に「それ、本当なのかな?」と感じることが多かったそうです。
この本では、SNSやニュースでよく目にする「医療の常識」を、著者の臨床経験と知見をもとにシンプルに解説。医学的根拠がある話と、そうでない話を整理してくれます。
読むことで、必要以上に不安にならず、落ち着いて情報を判断する力がつくはず。「医療情報、何を信じていいかわからない…」という方に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。