気候変動が食卓に直撃!?じわじわ上がる食品価格とその背景!

最近、スーパーで「ちょっと高くなった?」と感じたことはありませんか?
実はその違和感、気のせいではないかもしれません。

ヨーロッパの研究チームが発表した分析によると、ここ数年で世界中の食料品価格が大きく上がっているそうなんです。その背景にあるのは、なんと気候変動。

2022年から2024年にかけて、地球のあちこちで猛暑、干ばつ、豪雨といった極端な天候が相次ぎました。こうした異常気象が、食料の生産に深刻な影響を与え、結果的に価格が跳ね上がってしまった、というのです。

たとえば日本では、2024年の夏の猛烈な暑さのあと、お米の価格が前年の9月と比べて約1.5倍に。お隣の国でもキャベツが7割高くなるなど、野菜の価格も急騰しました。

ヨーロッパではオリーブオイルが大幅に値上がり。南米のコーヒー豆、西アフリカのカカオ豆にも影響が出ていて、世界中で「食」の価格が揺れ動いています。

しかも問題はそれだけじゃありません。食べ物の値段が上がることで、収入が少ない家庭ほどダメージが大きくなりがちです。食費を削らざるを得ず、健康状態の悪化につながる可能性もあるんです。

さらに研究チームは、こうした価格高騰が社会の不安定さにもつながると警告。物価の上昇は、選挙の結果にまで影響を与えるほどのインパクトを持ちうる、という指摘もありました。

この分析に参加した専門家は、「気候変動がもたらす影響は、私たちの暮らしのすみずみにまで及んでいる」とコメント。今後さらに悪化する可能性があるからこそ、いま行動すべきだと強調しています。

私たちにできることは限られているかもしれませんが、気候や食について少し意識を向けてみること。それが、小さくても大切な一歩になるのではないでしょうか。

 

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