「みんなと違うこと」は、時にマイナスに見られがち。でも、ほんとうにそうでしょうか?
この本『はずれ者が進化をつくる』は、「平均的」な存在なんて実は幻想であり、むしろ「違いこそが進化を生み出す原動力だった」と教えてくれます。
生き物たちは、それぞれの個性を武器にして生き抜いてきました。他と少し違っているからこそ、新しい道を切りひらいた——そんな「はずれ者」たちの物語が、科学の視点からユニークに描かれています。
「なぜみんな違っているの?」「その違いには意味があるの?」と思ったことがある人に、ぜひ手に取ってもらいたい一冊です。