原因不明の発熱や炎症にどう立ち向かうか──。日々、発熱の原因検索に奮闘しているレジデントに向けて、診療の現場で役立つ実践的な考え方を凝縮した1冊です。執筆陣は「絶対に熱源を見つける!」という強い意志を持ち、豊富な経験をもとに、診療の流れを詳しく解説しています。
総論では、不明熱・不明炎症の診療において重要な病歴聴取、身体診察、臨床検査の基本をわかりやすく整理。各論では、「見逃してはいけない疾患」「不明熱と認識した後の初動~次の1週間での対応」「入院患者の原因不明の発熱(感染性・非感染性)」という視点から、診断のポイントを具体的に解説しています。
「なぜ熱が出るのか?」を突き止めるための手がかりが満載の1冊。レジデントの皆さんにとって、診療の指針となる頼れるマニュアルです!