
年末年始の休暇も終盤に差し掛かり、三が日が終わろうとするこの時期、何となく気分が沈んだり憂鬱になったりしていませんか? こうした状態は「正月病」とも呼ばれ、年末年始ならではの生活リズムや環境の変化が原因で心身に不調を感じることがあります。この記事では、その原因と対処法についてリポートします。
正月ブルーの原因とは?
1年を締めくくる忙しい12月を乗り越え、ようやく迎えたお正月。けれど、次のような理由で気分が晴れない人も多いようです。
- 年末進行の疲労
年末は仕事や家事が詰め込まれ、心身ともに疲れ切った状態で休みに入ることが多いです。 - 生活リズムの乱れ
忘年会やクリスマス、帰省や大掃除などで睡眠不足が続き、正月もお酒やおせち料理で不規則な生活に。 - 人間関係のストレス
親族や普段会わない人との交流は楽しい一方で、気を使ったり、無意識にストレスを感じることも。
正月の過ごし方で気をつけたいこと
お正月の楽しさを満喫するのも大事ですが、少し工夫をするだけで、休み明けの辛さを軽減できます。
- 生活リズムを崩しすぎない
朝起きる時間を決めるだけで、心身への負担が軽減されます。ダラダラ過ごすのは三が日までにして、4日以降は規則正しい生活を心がけましょう。 - ストレスを軽減する工夫を
気を使う場面が多い場合は、一人でリラックスできる時間を作ることが大切。友人や信頼できる人に話を聞いてもらうのも良い方法です。 - 仕事のことを考えない時間を作る
年末の疲れを引きずらないために、「休む自分を許す」ことが大事。趣味やリラックスできることに意識を向け、心を切り替えましょう。
休み明けをスムーズに迎えるコツ
新年最初の仕事が億劫に感じる場合、こんな方法を試してみてください。
- 計画を立てる
休み明けには簡単な作業から始める計画を立てておくと安心です。小さな達成感がやる気につながります。 - 無理をしない
リモートワークが可能な場合は活用したり、無理せずゆっくりペースを取り戻すことを意識しましょう。
回復しない場合は専門家に相談を
もし仕事が始まって2週間経っても体や心の調子が戻らない場合は、適応障害などの可能性もあります。そんなときは無理をせず、早めにメンタルクリニックで相談することをおすすめします。