素数って、不思議で魅力的な数ですよね。1と自分自身以外に割れない数、それが「素数」です。このシンプルな定義にも関わらず、素数は2000年以上にわたって数学者たちを悩ませ続けてきました。そして、今でもまだ解けない謎がたくさんあるんです。
この本では、そんな素数の奥深さを楽しく学べます。まずは素数の基本から、どうやって素数を見つけるのか、どれくらいの素数が存在するのかを解説。さらに、暗号技術としての素数の役割にも触れていて、私たちの日常生活にも深く関わっていることがわかります。
また、虚数や複素数との関係、組み合わせ論との結びつきといった、他の本ではあまり語られないトピックも紹介されていて、素数の世界がますます広がります。そして、リーマン予想やゼータ関数といった高度なテーマにも挑戦できるので、素数好きにはたまらない1冊です。
数列や対数、微分積分などの基本も丁寧に解説してくれるので、数学に少し不安がある人でも安心して楽しめますよ!